化学物質過敏症・電磁波過敏症の治し方

やまろうのCS・ES研究

化学物質過敏症はパブロフの犬?

投稿日:2017年1月19日 更新日:

「パブロフの犬」って知ってますか?

パブロフ博士が、犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がヨダレをたらしたという話です。

条件反射ってやつです。もちろん人にもこれは起こります。例えば、梅干を見るとヨダレが出てきます。それどころか、梅干を見なくても、想像しただけでヨダレが出てきます。ヨダレを出さないように意識しても出てしまいます。

つまり梅干が物理的に存在しなくても、頭の中に浮かべただけで物理的現象(よだれが出る)が引き起こされるということです。人間とはそういう性質を持っているのです。

ピンと来た方も多いことでしょう!そうです。化学物質過敏症にもこのメカニズムが働いていると考えられるのです。

パブロフの犬 ベルを鳴らす     → ヨダレをたらす
CS           化学物質と接する → 症状が出る(めまい、頭痛等)

 

また、心理学では、ある特定の刺激に対して後天的に関連づけられた生体反応(意識状態)が呼び覚まされる、そのような刺激をトリガーと言います。

呼び覚まされる感覚のことをアンカーと言います。パブロフの犬でいうと、「ベルを鳴らす」ことがトリガー(引き金)で、「ヨダレをたらす」ことがアンカー(呼び覚まされる症状)です。

同じようにCSでいうと、「化学物質と接する」ことがトリガー(引き金)で、「症状が出る」ことがアンカー(呼び覚まされる症状)です。

トリガー アンカー
パブロフの犬 ベルを鳴らす ヨダレをたらす
CS 化学物質(香水等)と接する 症状が出る(めまい等)

CS/ESは『心身症』かもしれません

タイトルだけ見ると「腰痛」についての本かと思われますが、「心身症」についての本なんです。

心身症とは、心因性の身体の不調を意味します。

この本に書かれている心身症になりやすい人の特徴が、あまりに自分に当てはまっていることが多くて驚きました。

化学物質過敏症にも様々な要因があって、その一つが心身症なんじゃないかと私は思います。

-気功

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