化学物質過敏症・電磁波過敏症の治し方

やまろうのCS・ES研究

化学物質過敏症は化学物質を使えば使うほど治る?!

投稿日:2017年1月19日 更新日:

恐怖心を克服する方法

気功で内部表現を書き換えることによって化学物質が平気になった経験を経ても、化学物質への恐怖心を完全になくすのはなかなか難しいものです。

私も時間が掛かりました。

頭(顕在意識)では、化学物質が体に危険をもたらす程の害はないことを分かっていても、潜在意識では恐怖心を感じてしまいます。

無理もありません、何度も苦しみを経験したのですから、「化学物質 = 体に甚大な害を与える」という図式にリアリティを強く感じてしまうのです。リアリティを強く感じてることは現実化します。

プラシーボもその一つです。

何の効能もない薬をお医者さんから「これはとてもよく効く風邪薬です」と言われて飲めば、「この薬 = よく効く」という図式にリアリティを感じます。だから、実際効いて風邪が治るのです。

ですから、リアリティをコントロールすることが重要です。
「化学物質 = 体に甚大な害を与える」のリアリティを弱めて、
「化学物質 = それほど害はない」のリアリティを強められればいい
のです。

脳機能学者の苫米地英人博士は著作の中で「恐怖心を克服する方法は慣れることだ」と仰っています。

私の姉は子供の頃、犬に追いかけられたことがトラウマとなって、犬が恐かったのですが、今は2匹の犬を飼っています。「姉が犬を飼い始めた」という話を聞いた時はとても驚きました。あれ程、怖がっていたのに・・・何がどうなったんだろうと?

話を聞いてみると、よく行くデパートにペットショップがあり、お店の前を何度も通っている内に、ちょっと見てみようかなという気持ちになり、はじめは少し怖かったけど、檻に入っているから安全だしと、何度もお店に通ってるうちに小さな犬を飼いたくなったということでした。ちなみに飼っているのはミニチュアダックスフンドです。今では散歩中に大きな犬とすれ違っても、飼い主と挨拶をして、大きな犬を撫でたりすることもするそうです。

つまり、
ペットショップに通う。 → 小さな犬を飼えるようになった。 小さな犬を飼う。→ 大きな犬に触れるようになった。 ということです。

恐怖心の小さいことから初めて、それに慣れたら、次に怖いことができるようになる、そのプロセスを繰り返していくことで、大きな恐怖を克服することが出来るということです。

化学物質を使えば使うほど治る!

私も大明気功院へ行ってすぐに化学物質への恐怖心がなくなったわけではありませんでした。

青島先生に施術してもらった直後は平気でも、時間が経つと症状が出てきて、自分で施術を行うと、少しは症状が治まるものの、完全には治まらず、化学物質は怖いという恐怖心をぬぐえずにいました。

大明気功院に通い始めてから3か月になろうとした時に、一大決心をしました。

「もう本当に治そう!!治すんだ!!!!」

そして、化学物質に立ち向かうことにしました。まず、合成シャンプーから始めました。当時は石鹸シャンプーを使っていました。
「合成シャンプー = 体にとって危険」という図式にリアリティを感じていたのです。合成シャンプーを使って、体が硬直し始めたら、気功で症状を弱めるということを繰り返しました。2日目にはほとんど症状が出なくなりました。

次は、香水です。自らドラッグストアの香水売り場に行って、自ら思いっきり息を吸って、香水の匂いを思いっきり嗅ぎました。合成シャンプーの匂いに慣れていたので、香水の匂いも以前よりかなり平気になっていました。

症状が出たら気功をする。それを繰り返しました。

今では香水の匂いが大好きになりました。デパートで香水売り場の前を通ると思いっきり吸いこんで「好い匂いだなぁ!」って感じるほどです!症状を抑えるための功法はそれほど目立つ動きではなく一瞬で行えるのでどこでも行えます。

それから靴屋に行っては、革の匂いを嗅いで、症状が出たら気功、ホームセンターの木工売場など、症状が出る場所へ自ら行って、症状を発生させて、それを気功で弱めるということを繰り返しました。

化学物質に立ち向かうとはこういうことなのです。

化学物質を避けていては、恐怖心はなくなりません。むしろ、さらに強まります。「避ける」ということは「慣れる」ことの逆の行為だからです。人間は「慣れ親しんでいないもの」に恐怖を感じるのです。

ですから、変な言い方ですが「化学物質に慣れ親しめばいい」のです。

ただし、気功でCSの症状を制御出来ることが前提です。ただ、何の策もなしに化学物質に触れても、症状が発生し、それによって、化学物質への恐怖心が増すだけです。

症状を自分で気功をして制御することによってこそ、恐怖心がなくなっていくのです。大明気功院に行けば、やり方を一から教えてもらえます。

誤解のないように言っておきますが、決して化学物質が体に良いと言っているわけではありません。

よく「坂を転げ落ちるように、化学物質が苦手になっていった」という表現をする人がいます。私自身も、そうでした。私の場合、

洋服 → 自動車 → 香水 → シャンプー → 排気ガス

というような順番でした。洋服の時には、動きにくい服だから体が硬直するのかなぁと思っていたのですが、自動車で症状が発生してから、インターネットで調べて、シックカー症候群を見つけ、化学物質過敏症を知りました。

その後、香水や合成シャンプーにも化学物質が含まれていて体に良くないという記事を見つけました。そして、合成シャンプーをやめて、石鹸シャンプーに変えました。するとますます、香水や合成シャンプーが苦手になりました。

情報によって洗脳されてしまったわけです。症状はどんどん悪化していき洋服はオーガニックコットンの服しか着られなくなりました。

今考えてみれば当然です。避けるは慣れるの逆であり、

  • 慣れているもの = 怖くない
  • 避けているもの(慣れていないもの)= 怖い

からです。

よって、化学物質を避ければ避けるほど、化学物質への恐怖心は高まり、CSの症状は悪化すると考えられます。

ではどうすればいいのでしょうか?坂を転げ落ちたのを逆に辿って克服していけばいいのです。私の場合、

排気ガス → シャンプー → 香水 → 自動車 → 洋服

の順で克服していきました。恐怖心の弱いもの、克服が簡単なものから始めてレベルを上げていくのは理にかなっていると思います。

また、治り始めると治るのは早いもので私の場合、3か月ほど、大明気功院に通いましたが、化学物質を積極的に使い始めたのは最後の2週間くらいです。

つまり、実質2週間で治ったということです。

化学物質を使うことによって(化学物質へ慣れて潜在意識上の恐怖心がなくなり)治るということです。逆に言うと化学物質を使わないと治らない(潜在意識上の恐怖心がなくならない)のではないのかとさえ思えます。

まとめ:気功をしながら化学物質を使う普通の生活をすれば、CSは治る
気功で化学物質過敏症を克服する概念

CS/ESは『心身症』かもしれません

タイトルだけ見ると「腰痛」についての本かと思われますが、「心身症」についての本なんです。

心身症とは、心因性の身体の不調を意味します。

この本に書かれている心身症になりやすい人の特徴が、あまりに自分に当てはまっていることが多くて驚きました。

化学物質過敏症にも様々な要因があって、その一つが心身症なんじゃないかと私は思います。

-気功

Copyright© やまろうのCS・ES研究 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.